SUNKISS THERMOREACTOR

塗装焼付・粉体塗料の溶融、樹脂重合のためのSUNKISS THERMOREACTOR

SUNKISS THERMOREACTORはガス(天然ガス・プロパンガス)を使用し、触媒反応によって赤外線を放出し、且つ熱風対流を発生する、触媒酸化対応パネルユニットです。

1953年に産業機器を専門に設立されたSUNKISSは、一般塗料や粉体塗料の焼付、乾燥、重合などに用いられる。SUNKISS THERMOREACTORと呼ばれる炉の製造およびターンキー方式による設置まで行う製造メーカーです。
高い技術力によって、フランスはもとより、ヨーロッパ、北米においても各種産業でその発展のお手伝いをしています。
SUNKISSはエンジニアリング、各種テスト、設計、製作、自動制御、組立て、立ち上げ時の指導、アフターサービスを一貫して行っています。大から小までブースの製作を行い、単体の据付から全システムの設置を行っています。またコンベア一方式による塗装ラインをターンキー方式で施行することにも実績があります。
SUNKISSはお客様のよきパートナーとして手動、自動にかかわらず塗装システムの高度な技術の実現のお手伝いをさせていただきます。


SUNKISS THERMOREACTORの特徴

  • フレームレス酸化反応による安全性
    (間接加熱)
  • 可燃性揮発物の存在する場所(炉内)における、絶対的な安全性
  • 乾燥時間の時間短縮
  • 乾燥炉の長さ短縮(省スペース)
  • 塗膜の均一化、光沢が優れている。
  • 低いパネル酸化反応温度(300~800℃)
  • パネル表面から発生放出される、赤外線波長域の広さ(2~8ミクロン)
  • 有機物(塗料)の呼吸スペクトルと一致する、赤外線波長を発生する。
  • 塗布剤の厚み全体に作用、その中心部からの昇温
  • 分子結合の振動増幅によっての急速な昇温
  • 熱風対流も発生する輻射ユニット
  • 熱エネルギーの優れた伝達性
  • 国外・国内の数多い納入実績

  • 赤外線放射スペクトルの範囲は2-8μで、この領域は塗料の吸収波長域に相当します。この波長の一致により、優れたエネルギー伝達効率が得られます。(⇒放射スペクトルデータ)
  • 制御性がフレキシブルで極めて細かな調整も可能です。
  • SUNKISS THERMOREACTORはフレームレスの酸化反応を利用しており、有機溶剤を分解する作用があるため、安全性に優れた装置で、塗装システムでご利用いただくことができます。
  • 熱効率が優れています。
  • 温度がさほど高くないため窒素酸化物の発生を抑えることができます。
  • ホットエアを二次空気として用いるため赤外線輻射に加えて強制対流による伝熱も利用できる。
  • SUNKISS THERMOREACTORの表面積および輻射領域を考慮することで、優れた温度分布が得られます。